2007年08月01日

おいしい水のふるさと

「涼を求めて」をテーマにお届けしている、


「キタマチ涼ウィーク」。


3日目の今日は、おいしい水を求めて、


新旭町・針江の「生水(しょうず)の郷」を訪れました。


まちの中を流れる川には


こんなおっきな鯉や↓ (鯉の顔をこんな間近で見たの初めて~♪)

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天然アユなんかも泳いでいるんです!

おいしい水のふるさと


いかだ下りだよ~(お姉さんも入れてほしかったです。。)

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「生水(しょうず)」とは「湧き出る水」という意味で、


比良山の伏流水が、水脈としてまちの中を通っています。

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170軒あるうち、なんと107箇所でこんこんとお水が湧き出ているんですって!


まちの人たちは、暮らしの中に自然にお水を取り入れていらっしゃいました。


「外かばた」↓

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年間通して12、3度と一定しているので、野菜や果物を冷やしたり、

お漬物を保存しておくのに使われています。

キュウリ、お水の甘さが加わってボリボリ美味しかったー♪


「内かばた」↓

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家の中の湧水は、炊事や洗濯、お風呂などに使います。

この水でいれるコーヒーやお茶、そして炊いたご飯は、全く味が違うそうですよ~

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そして・・・

キュウリやトマトのへた、カレーの鍋の残りなどは、なんと鯉たちが平らげてくれるんです!


「かばたのお掃除屋さん」の愛称をもち、人の足音が近づいてくると、寄ってくる。

まさに鯉は家族の一員なんですね。


だから、みんな川やかばたを汚さないように気を配り、洗剤を使う量も少なくてすむ。。。


見事な循環に、ひたすら感心してしまいました♪


まちの中の空き家を利用して、かばたの暮らしを体験できる宿泊施設もあり、大人気!

おいしい水のふるさと

おいしい水のふるさと



ご案内くださったボランティアガイドの福田さんと、まちのシンボル「水車」の前で。

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生水(しょうず)で産湯をつかったという、生粋の針江生まれ育ちの福田さん。


「昔はきれいな水のある暮らしが当たり前。川で遊んで、舟にのって琵琶湖に出て。。。

そんな当たり前の中で体験したことを、子どもや孫たちに伝えていきたいし、

希望される方々には、是非、体験していただきたい。」とおっしゃいます。



月2回、かばたを巡るエコツアーも開催中(要予約)

お問い合わせ 

新旭町「針江生水(しょうず)の郷委員会」 090-3168-8400 



きれいなお水の湧きでるところには、澄んで、そして豊かなココロを持つ人たちがいました。


そして、きれいで美味しいお水のあるところには、きっと美味しい食べ物もあるはず。。。


明日は 「キタマチ涼ウィーク」最終回。


是非、聴いてくださいね♪


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