紅葉をみながらのハイキングが気持ちのいいシーズン♪
今週の「ケイミーのエコネットカフェへようこそ」では、
湖北のタウン誌「みーな」のみなさんに同行し、「北国脇往還」を歩いてみました!
「北国脇往還」というのは、
関ヶ原~木之本まで、伊吹山のふもとから湖北の東北をむすび、
中山道と北国街道を三角形の斜め線のように結んでいた旧街道のこと。
浅井氏、信長や家康、秀吉、そしてお市の方や浅井三姉妹も通ったといわれ、
戦国時代には重要な役割をはたした道です。
今回歩いたのは、旧伊吹町の「春照(すいじょう)宿」から「野村」まで。
脇本陣跡、鍵曲がりの道、白いかべの土蔵などなど、
宿場町のおもかげを色濃く残すまちなみ
・・・と思ったら、えっ この森を行くんでしょか~^^;;
「梵字石」
サンスクリット語で「仏」の文字が刻まれ、街道の安全を祈ったものだそうです
いたるところにお地蔵さんが
読めるかな?
かどかどに残る「道標」にも、街道の名残りを感じますねー
こんなショットも
姉川の通称「越前橋」 朽ちた橋げたに時の流れを感じます
いたるところに清流が 癒される~♪
姉川の合戦跡
ものすごい戦いが繰り広げられたとは思えない、のどかな風景です・・・
田畑のあたりは、圃場(ほじょう)整備で消えてしまった道もあるけど
集落のなかには街道がそのまま残っているところも多く、
この道が、人々の暮らしにや行き来に重要な役割を果たしていた証拠ですねー
人や物を運び、文化のタネをまいて育てたと言われている、「旧街道」。
より遠くへ、より早く、より大量に運ぶ現代ですが、
平成のいま、地元で脈々と受け継がれてきた文化を改めて見つめ直そう、
スローなスタイルでもっとじっくり楽しんでもらおう、ということで
この「旧街道」に再び注目があつまっているのも、なんだかうなづけます♪
湖北でも、
「北国脇往還再見委員会」では街道ウォーキング、バスツアー、フォトコンテストなどを開催。
昨年できた「湖北ええもんづくり本舗」では、
湖北が発祥の地といわれている「蕎麦」を沿道農家に栽培してもらい、
湖北産そばや、そば粉で作ったお菓子などを湖北で味わってもらおうという取組みがスタート。
そして湖北で発行されて20年を迎えるタウン誌「みーな びわ湖」では、
湖北のいいもんを掘り起こして紹介しておられます。
そんな湖北に熱い思いをもつ人々が集まるイベントがコチラ!
●「北国脇往還でつながる湖北」~み~ながつなぐ人・モノ・とき~
12月6日(日)14:00~16:30
グリーンホテルYes長浜(JR長浜駅前)
第1部「北国脇往還を語る」パネルディスカッション
「北国脇往還を全部歩きました道中記」
第2部「北国脇往還を味わう」
湖北そば、伊部宿名物の醒ヶ井餅など、北国脇往還の味を賞味
要事前申込み
参加費500円(食べ物・資料代「み~な104号~北国脇往還を往く」を含む)
くわしくは
長浜み~な編集室 0749-63-0317 まで