湖北そば街道で蕎麦打ち体験

ケイミー

2008年12月25日 18:20

クリスマスが終わったら(え、本番がまだ!という方もおられるとは思いますが^^;あっという間に年末ですー!


年賀状に大掃除、そしてお年越しとくれば・・・・「蕎麦」!



年越しにお蕎麦を食べる習慣は、江戸時代に月末に蕎麦を食べる「三十日(みそか)蕎麦」が、大晦日のみに残ったと言われています。
蕎麦のように細く長く達者に暮らすことを願ったからとも、
一年間の苦労を切り捨てて翌年に持ち越さないように願ったからとも言われ、
年を越す前に食べきること、残してしまうと翌年の金運に恵まれない(!)など、さまざまな言い伝えがあります。
それだけ、身近な食べ物になっているんですねー



で、蕎麦好きの究極の夢、とくれば・・・



自分で蕎麦を打って、打ちたて・ゆがきたての蕎麦をすすること!





ということで、蕎麦好きのわたくしケイミー、蕎麦打ち体験してきました!


訪れたのは、長浜市川道町で開かれた「川道そばまつり」会場。
おおーやってる、やってる!



材料は、蕎麦粉(長浜市川道で今年栽培&収穫された、ほんまもんの伊吹蕎麦の実からとれた粉です!新そばです!)と、小麦粉、水。
今回は「挽きぐるみ」、新蕎麦の香りと風味が生きてきます♪



これを、粉3:蕎麦粉7の割合で、鉢(デカっ!)に入れ、よーく混ぜ混ぜ♪
本来は「二八」の割合が美味しいんですが、今回は、初ということもあり作りやすさからこの割合なのですね。
フワフワ~とした感触、気持ちいい~♪



そこへお水をまわしいれます。
4人前で粉400gに対し、水180~200ccくらい(気温や湿度によって異なるので、様子をみながらね)
水分が均等になじむように、混ぜ混ぜ~♪




ダマをほぐすように、コネコネ~♪
全体が均等にしっとりしてきたら、ひとまとめにしていきます。中の空気を抜くことがポイント。




最後はこんな感じの円錐形に。
しっとりツヤツヤ!  ・・・・・いいな~(ボソッ)




さぁ、いよいよ麺棒の登場、打ち粉をして丸くのしていきます!



均等に力を加えながら綺麗な丸にするのが、あとで四角にして綺麗に切るためのポイント。
(これが、見ていると簡単そうなんだけど、やってみるとなかなかムズカシイ^^;;



参加されたみなさん、ワイワイガヤガヤ、楽しみながら挑戦されてらっしゃいましたー^ ^


四角にしたら折りたたんで包丁の幅にします。



「こま板」なるものを蕎麦にあて、それを少しずつずらしながら、包丁を押して細く切っていきます。
ここが一番集中!(よって写真撮影をすっかり忘れちゃいました^^;;




・・・右と左、どちらが先生で、どちらが私の切ったやつか、わかりますかー?
って、もろわかり(笑)



大鍋でぐつぐつ沸いてるお湯の中に投じられた蕎麦は、グラグラと熱湯に身をゆだね。。。待つこと1分。


ゆであがったらすぐにザルにとり、流水で洗ってぬめりをとると・・・



手打ち蕎麦の完成ーーーっ!


マイ箸&マイ器持参でいただきまっす♪(しまった、蕎麦猪口も持ってくればよかった。。)



香りがいい~♪
太さがマチマチなため、多少歯応えのある麺もありますが(笑)、自分で手打ちした蕎麦の味は格別!
そば湯もうまい!


教えてくださった、長浜市川道町自治会の中川さん。


田んぼの有効活用を考えていた川道のみなさんと、NPO法人湖北ええもんづくり本舗さんの「蕎麦の発祥の地・伊吹から北国街道脇往還にかけて、『湖北そば街道』を作ろう!」うという想いとがコラボ、今年初めての蕎麦栽培となりました。
蕎麦の実は、もちろん昔から伝わってきた伊吹蕎麦ほんものです。
結果は、見事に大豊作!


これが、伊吹蕎麦の実。




湖北のそば。


地元を愛するみなさんの思いがいっぱいつまって、しかも伊吹の名水と豊穣な土壌にはぐくまれて、美味しくならないわけがない^ ^



これからさらに美味しく展開されていきそうな、その味やその取り組みに期待し、そして応援したいと思います♪


























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