で、これがヤーコンメン

ケイミー

2008年10月15日 20:17


オンエア中から続々とメールをいただきました。


「今、休憩中のトラックで聴いてます。ヤーコンって初めて聞きました。食べてみたいです。」
(R.N.トラックダッチさん)
「ヤーコンメン、興味あります!食べてみたい~。」(R.N.かものさん)




こんばんは、麺クイのケイミーです。



ことのおこりは、1通のメールでした。


「マキノで特産ヤーコンメンが食べられます、美味しいですよ」
(by R.N.美楽野のエイトマンさん)



なにっ? ヤーコンメン? 


ヤングコーンでもタンメンでもなく、ヤンタンでもない・・・(古っ)

麺クイの私にもまったくの初耳、なんだなんだ、それはっ?!



うーん、気になるっ!!!!!



ということで、ネタをじっくりあたためること半年。
(いや、ほんとは単にタイミングが合わなかっただけなんですけどね^^;




ともあれ、高島市の「マキノ高原さらさ」レストランで食べられる、とのことで、雨のマキノへお出かけしてきました!



そしてそして、ついに噂の「ヤーコンメン」とご対面ー!





見た感じは、白く、細めのうどんと太めの冷麦、といったおもむき。


口に含むと・・・


まぁなんて、ツルツルとノドごしの良いこと!




かすかな甘味も感じられて、鴨・山菜・大根おろしなどのった薄口しょうゆのダシとも相性ピッタリ!


これはウマイっ!


今回いただいたのは、温かい「さらさやーコンメン」(650円)」。
他に「ヤーコンメンつけメン」や「ざるヤーコンメン(550円)」などぜんぶで4種類、
一番人気は「ざる」(スポーツをしたり温泉に入ったあと食べるのにいいですね♪)
ゆでてあたたかいダシの中でものびない特徴があり、トッピングを季節ごとに変えたりしているとか。
売店でも売られていて、お土産としても人気だそうです。



さて、気になる「ヤーコン」の正体は、コチラ↓




南米アンデス原産のキク科の植物で、オリゴ糖を多く含むこことから甘味があり、
利尿作用・低カロリーでダイエットや、血糖値を抑制する効果が期待♪
食物繊維やポリフェノールも豊富な「健康野菜」なんだそうですよん!


草丈は1m~2m、いまちょうど小菊のようなかわいい花が咲いていました♪



食用にするのは、葉(デカっ!)と、地下にできる塊根つまりおイモの部分。
見ためはさつまいもとじゃがいもにそっくりですが、平均300g、大きなものは1kgにも!




お話を伺った、マキノ高原ヤーコン生産クラブの渡辺さん。





減反や鳥獣害(猿や猪など)のために畑が荒れていくのがしのびなくて、
なんとか特産の作物でマキノを盛り上げたいと、探していたとき、
アンデスとマキノ高原の風土が似ているのをきっかけに、この健康野菜ヤーコンに注目。
お仲間と一緒に10年ほど前に栽培を始められました。


乾燥に強く、霜や雪・過湿に弱いヤーコン、
無農薬で肥料も牛ふんを少し土にあげるくらいで生命力が強く、猿などの被害にもあいにくいそう。
今年は地元マキノ中学校でも学校の畑で生徒さんたちが栽培、給食を飾る予定です^ ^


芋はヤーコンメン、ヤーコンうどん、葉はお茶などに加工、11月の収穫期には「生いも」も販売しています。



生いもは、よく水にさらして、サラダにしたり、きんぴら、天ぷらのかきあげにすると美味しい♪




高島市マキノの下記などで食べられるほか、持ち帰り用も販売されています。

「マキノ高原さらさ」


「道の駅マキノ追坂峠」、「蕪(かぶら)」(マキノ駅前) など


遠くてお出かけできないという方は通信販売もあります♪


問合せ 0740-27-0158 マキノ高原ヤーコン生産クラブ(渡辺さん)



さらにさらに、ヤーコンについてこんな情報も寄せられました♪(ありがとうございます!)


「北海道ではヤーコン入りの発泡酒があるそうな!」(R.N.セリ摘み王キモトさん)

「僕は冷やしてたべましたが、ヤーコンメンはあのツルツル感が溜りませんね!
ヤーコンもアクを取って生で食べたら梨みたいで、炒めたら甘味がまして野菜炒め等に最高ですね!」
(R.N.ハリ・ポタの岸ヤンさん



10/18&19 「スポレク滋賀2008」 道の駅マキノ追坂峠ブースからも出されるそうですので、行かれる方は是非味わってみてくださいね!



おまけ。 秋ソナ♪



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