はんこワールドへようこそ!
レポート終わりに支局へ戻ったら、
机の上になぜか柿が置いてました。
極度のゆるキャラ好きですが、
柿の場合はカタメが好き。
こんばんは、おのちほです。
番組後半は、県内の技自慢を訪ねるコーナー。
今回は、はんこ作家の齊藤江湖さんをフューチャーさせていただきました。
たたみ職人や、日本料理など、
日本ならではの技の日本一を決めるコンテストにて、
見事優勝した腕前を持つ齊藤さんの作品は、
どれもこれも優しく温かく。
みているだけで、笑顔になる
そんな不思議な力を持っています。
1センチ四方の小さな小さな世界に、
繊細で見事なバランスの線が描かれていきます。
一度はサラリーマンの道も進んだ齊藤さんですが、
「 親が子どもに最初にプレゼントするのが名前。
その名前を彫らせていただけるこんないい仕事はないっ! 」と、
はんこ作家へ転身。
一生のうちで数え切れない数をよばれる 「名前」
いろんな想いがつまった 「名前」
身近にありすぎて、あらためて考えたことが無かった大切な 「名前」について。
齊藤さんの作品は、じっと、そっと、よりそいながら語りかけてくれるよう。
そんな齊藤さんのマストアイテムは、ずばり、「印刀」
はんこ彫刻のときに使う道具達です。
刃と竹と藤でつくられていて、
刃は師匠から、竹はお父さん(二代目)から、藤はおじいちゃん(初代)から、
受け継いだもの。
この道具も、最初から自分で作るのだそうです。
よく血がにじむ努力といいますが、
印刃を砥石で自分の納得行く角度に仕上げるとき、
指が砥石と擦れて削れていきます。
この刃が研げるようになると、仕事ができると見られるそうですが、
納得できる砥ぎになるまでやっぱり時間がかかります。
齊藤さんも、「一生勉強」と思っているそうです。
そんな齊藤さんのはんこ作家歴20年を記念して、
イベント 「ありがとう展」 を開催されます。
日時は、11月1日~11月10日。(4日と5日は定休日)
場所は、近江八幡市永原町の
尾賀商店にて。
「ありがとう」を書く体験コーナーもあります。
私も行ってみたいなぁと思ってます。
詳しくは、
齊藤さんのHPをチェックしてね。
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