週末オススメ!~闇夜にそっと

キタマチガーデン

2009年06月04日 19:30



暗闇に、なにやらこっそり動く男たち・・?




箱の中には土、水、そしてこんなものが・・・



明るいとろこで見ると・・




じつはこの中にいるのが、みなさんが1年ちかく手塩にかけて育てている、あるモノなんです!


それがコレ!

ご幼少のころ


思春期?



そして無事、大人に!大人になってからの住まいはココ↓



そう、今日の主役は、初夏の代名詞「」でした♪


「蛍」というと、緑の山に囲まれて水のきれいな川があって自然豊かな場所でしか見られないようなイメージですが、
じつは街のどまんなかでも、環境さえ整えばホタルが見られるんです。


そんなウワサを聞いて、昨夜行ってきました!
場所は、長浜市のまちの中心部を流れている、米川(よねかわ)。




案内してくれたのは、「米川で蛍を愛でる会」の沢尾会長さんと会員のみなさん。




家や蔵のあいだの細い道を、懐中電灯のあかりをたよりに進んでいくと・・・


おお、いた、いたー!
緑色の光を発しながら、ふうわり、ふうわり、大きな源氏蛍が闇夜を舞っています♪
(ホタルがびっくりするので写真には撮れません、ごめんなさい)



沢尾さんたちが子どもの頃には、
この米川に蛍はたくさんいて、夏に家の中につった蚊帳(かや)の中に蛍を入れて、眺めたり遊んだりしたそうです。
なんとも、うらやましい・・・


その後、人々の暮らし方も変化、川も汚れて蛍には住みにくい環境となり、まったく見られなくなりました。
しかし、最近の環境意識の高まりと共に、川の水もまた浄化され、
誰かが放したのであろう蛍が住み着きだしたのです!
とはいうものの、やはり生き物ですから、毎年コンスタントにとぶわけではありません。

そこで、平成16年、12名のメンバーで「米川で蛍を愛でる会」を結成。
蛍のすみやすい環境になるよう川を清掃整備したり、
数人の会員さんの自宅で蛍の飼育をして幼虫を川へ放流するなどの活動をされています。


自家製装置でのエサや水やりなど、長期間にわたる試行錯誤しながらの飼育は大変。
でも、たくさんの蛍が美しい光を発しながら夜空を舞う姿を見ると、苦労はむくわれ、感動の瞬間♪





長浜のまちなかに蛍の乱舞することが夢、とおっしゃるみなさん。
今年から八幡神社の境内に「ほたる小屋」を手作り、ほたる飼育や観察の拠点にしたい、とはりきっておられました^ ^




「米川ほたる鑑賞会」

6月6日(土)午後7時30分~9時頃
集合場所: 「川崎や」(長浜市宮町通り、若森医院東隣)
内容: 会のお話、フルートのミニコンサート、蛍など環境問題にくわしい西橋秀海先生のお話、米川へ移動して蛍の鑑賞
雨天決行、参加無料
問合せ 0749-62-4543 事務局(清水眼鏡店)


闇夜に幻想的な光のひととき、あなたもいかがですか^ ^


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