ザ・舞台♪
比叡山の根本中堂。 三井寺の鐘楼。 石山寺本堂・源氏の間。 白鬚神社。
そして琵琶湖八景のひとつでもある、深緑の竹生島。。。
これらに共通するもの、わかります?
じつは・・・
「
能」や「
狂言」の舞台となった場所、ということなんです!
近江・滋賀の地は古くから、文学や謡曲、能や狂言の舞台としてたくさん登場しています。
また長浜近辺には、近江猿楽の山階座や下坂座があり、
現在の「能」に大きな影響を与えたと言われています。
「能」といえば、世界に名だたる日本の伝統芸能で、重要無形文化財。
そのルーツにゆかりのあるところが滋賀、そして長浜に!
こんな話を聞くと、「能」ファンならずとも、なんだかワクワクしてきちゃいますねっ♪
今日前半の週末情報のコーナーでは、そのひとつ竹生島を舞台にした
「
びわ湖畔長浜竹生島能」をご紹介しました。
実行委員長・田中さん(左)と、広報担当・佐藤さん♪
「竹生島」の前半は、鳰(にお)の浦から舟に乗って竹生島参詣に出かける場面が描かれます。
のどかな春の湖上の景色をめでる美しいシーンです。
後半は、弁財天の「天女の舞」と龍神の「舞働き」。
静と動があやなす変化に富んだ舞台は見ごたえたっぷり!
今回は、観世流能楽師・山階彌右衛門(やえもん)さん、山階弥次さんによる、
近江猿楽山階座の名跡を襲名する公演でもあり、
太郎冠者による動物の鳴き声が楽しくおかしい狂言「竹生島詣」や、
長浜の春をいろどる盆梅展にちなんで、「梅」という演目なども演じられます。
悠久のときの流れに思いを馳せながら、
ゆるりと贅沢なひとときを、味わってみてはいかがでしょう♪
「びわ湖畔長浜竹生島能」
2月9日(土)午後2時 長浜文化芸術会館
問合せ 0749-65-3300 実行委員会(長浜曳山博物館内)
関連記事